校長からのメッセージ
新型コロナウイルス流行をストップさせるために一人一人が今できることをしよう
新学期が始まりました。突然ですが4月6日(月)から4月17日(金)まで学校を休校とします。これは、日本と世界中で予想をはるかに超えた猛威を振るっている新型コロナウイルスが、これ以上、流行しないようにするという政府、自治体の方針に沿ったものです。
介護福祉士養成課程である本校においては、授業や実習等について細やかな定めがあります。今回の休校によって本年度の本校の予定は大きく変更されることになります。今後の変更が決まったら連絡します。
そして、最新の政府や自治体からの情報を十分把握し、理解し実行しましょう。理解や判断が及ばない、不確実で信頼できない情報には、慎重に対応してください。
生徒の皆様に2点お願いします。
1点目です。
現在、日本、世界で、多くの人が新型コロナウイルス感染症の対応で大変苦しんでいます。人類社会の存続危機であると思います。私たち一人一人には、自らの行動に責任を持ち行動を変えることが求められています。社会を構成する一人としての大きな責任です。感染爆発の起点とならないことを考えてください。休校だからと不用意な行動をとらず、具体的には課題に取り組み、外出を控え、遊びに行かず、自宅で生活し、他者との交流にも十分注意してください。関西の大学の学生のような他者の命を危険にするような軽率な行動は断じて取らないでください。
2点目です。
介護福祉士はそもそもその職務上、感染症の流行を防止すべく、様々な防止策を身に着け、利用者や施設の安全を守るべく働く仕事です。今回、皆さんにお願いする感染防止対策はその意味では介護福祉士の業務の実践の場です。マスクの着用、朝の検温、登校後などの衛生手洗い、施設の換気、使用後の施設等の消毒はできて当たり前の介護福祉士のスキルです。身に着ける機会ととらえ積極的に実践してください。
この世界の危機が早く収束し、
平和な日常がもどるよう皆で協力していきましょう。
令和 2 年 4 月3 日
学校法人ワタナベ学園 吉川福祉専門学校長 久田晴實